【職場編】泣き虫スタッフが鬼店長になった話②~教育の基本~
2021/08/17
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伝え方マスターのTOMOMIです☆
まだまだ勉強中ではありますが、夢は職場改善コンサルタントです
もちろんシフト調整と同時に、スタッフ教育もしていきました。
シフト調整も大事ですが、店長の指示をしっかり聞いてくれるスタッフ、欲を言えば、自分で考えて仕事が出来るスタッフに育てたいですよね!
Uさんを鬼店長と呼ぶスタッフ
まず褒める ロジカルの方、必読です…多分。
性格統計学でも習う《肯定否定法》を実践していました。
まずは肯定・褒めることをした上で、直してもらいたいことを伝えていく方法です。
そんな事、研修でも教わっていますっていう指導者さんもいらっしゃるのですが、案外現場が長くなると、いきなり指摘から入る指導者さん、意外と多いですよー!
肯定する、褒めるは意識して言わないと、ついつい直したいところが目について先に口について出てしまいます。
特にロジカルの人は、褒める基準が高め・指摘してしまいやすいという特徴があります。
しかも、指摘は実は良かれと思って言うアドバイスと思っているのです。
だからロジカルの私とUさんにとっても、案外ハードルが高いんですよね。
でも、誰しも褒められる方がうれしいのです
特にロジカルの方は、《ほんの些細な事でもまず褒める!》ということをご家庭でも職場でも、人間関係において意識されるといいですよ
あ、後はロジカルから見たら、ちょっと大げさに褒めること!
「補充終わった?うわぁきれいに出来たね!さすがだね。ありがとう!」
「あ、すっごくきれいじゃない。○○さんに頼んで良かったよ~!ありがとう!!」
「ココとココも気が付いて掃除してくれたんだ、ありがとう、うれしい!助かるよ!!」
このように、まず一つ一つの作業が終わるときに必ず『ありがとう』と何に対して褒めたのかを言うようにしていました。
Uさんも、肯定否定法と褒め方を気を付けてスタッフの教育をしていくことで、特に棚の陳列に関しては見事なまでにきれいに出来るように指導できるようになりました。
私たちの経営から離れて7年ほど経ちますが、今現在も見事きれいに陳列されているお店です。
コミュニケーションの中から拾うこと
スタッフと良くコミュニケーションを取るように指導しました。
というのも、スタッフとの無駄話の中から、案外今後の予定が引き出せるからです。
例えば、学生や、学生の子どもがいる主婦の方たちと話をすることで、近々、地域や学校行事により、欠勤や遅刻早退が必要かどうか予測をしたシフト調整や、商品の仕入れに必要な情報となるのです。
ただ聞き流すのではなく、どんな話を誰としていても、情報へのアンテナを張っておくことがとても大事なのです。
なので、私のいるところでUさんがスタッフと話をした後、気にした方が良い内容があったときは「今の話の中で気にすることは?」
と、質問して注意を促すようにしていました。
自信が付いてくるとブレなくなってくる
スタッフとの距離も次第に縮まり、シフト調整や教育にも自信が付いてきたUさん。
どうしても厳しい時などは少々強引に泣きつくことも出来るようになりました。
もちろんフォローも欠かしません。
スタッフから何か聞かれても落ち着いて対応できるようになったのです。
ただ、トラブルにはまだまだオロオロしてしまうこともありましたが、メソメソすることはなくなりました。
以前だったら泣いていかねないような言葉も、笑って流せるようになってきたのです
私もつい、
「こんな事言われたら、昔だったら大泣きしてたっしょ」
といじってしまっても
「そうですねー!その節はすみませんでした」
とまで返ってくるようになったのです。
信頼関係がしっかり見える
Uさんと離れて数年後、店舗を訪れた時の事。
レジにいたスタッフに店長を呼んでもらい、少し雑談をしました。
もちろんその時にも見事にきれいな売り場を褒めます。
私は近くにいた外国人スタッフに、声を掛けました。
私 「店長はどう?ちゃんと教えてくれる?」
スタッフ「あ、はい。でも鬼です😁、鬼店長。厳しいです😜」
Uさん 「そうそう、ここのスタッフみんな私が厳しいのと、シフトでよく泣きついているから、
鬼店長って言われるし、私が、最近廃棄が止まらないーーー!!とか騒いでて、納品
の時に多かったりすると店長廃棄大丈夫?なんて心配される」
(※廃棄が止まらない→廃棄の量が多すぎる状態が続くこと)
と言うではありませんか。
びっくりです!
そこまで強くなったか
私 「店長頼むね!時々ボケてるから!」
スタッフ「はい、大丈夫です!」
Uさん 「こらこら」
私 「スタッフが店長イジりできるくらいにちゃんとコミュニケーション取れてるね!」
信頼関係が見えてくる、そんな雰囲気のやり取りでした。
少し前に久しぶりに立ち寄ったら、丁度私が居たころからいるスタッフと私の話をしていたとのこと。
私「どんな悪口を二人で言ってただね!?」
と言って笑い合い、私とUさんは今でも信頼関係はしっかりあるのだと感じました。
性格統計学あればもう少し楽だったと今でも思います。
相手がどうとらえるか分からないままコミュニケーションを取るよりは、相手を知って響く声掛けが出来る方がより伝わります。
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