【歯科衛生士のたまご達へ】臨床実習先の先輩に嫌われる言動は?
2021/07/18
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ご訪問ありがとうございます。
~自分を知って相手を知ると楽になる~
歯科業界専門の伝え方コンサルタント もろほしりつこ です。
私は今、歯科衛生士の養成校で教員をしています。
先日、卒業生が遊びに来てくれました。
この春卒業して、DH歴3か月が過ぎたばかりの新人DHさんです。
再会の挨拶直後の一言はコレでした。
「実習生(後輩)が変わってるんです。普段学校ではどんな子ですか!?」
今日は、「臨床実習」でのコミュニケーションをテーマにお話しします!!
臨床実習先の先輩はあなたのことをこんな風に見ています
「えっ!?どういうこと?普通の子だよ...少し人見知りかも、だけど。」
「そっかぁ。人見知りだからなのかなぁ?」
「えっ?何?何かある? 気になるから教えて?」
「あのね。挨拶しないんだよね。あと、何かやっていたことが終わると、壁に張り付いている。」
「次に何をしたらいいのか、聞いてこないんだよねぇ」
「私が実習生の時は緊張していたけど、もっと必死にやっていた。」
「そして、表情が暗い。」
「。。。。」
「あと、学校のルール甘くなりましたか? 実習ノートのレポート書いてくるの毎日じゃないですよ。」
「。。。。」
この後私は授業に行かなければならなかったので、これ以上詳しくは聞けないまま彼女とはさようならするしかなかったのですが、言いたかったことは理解できました。
実は、臨床実習開始直後から
「後輩が実習に来ています。○〇さんです。どんな子ですか?」
と彼女からLINEが来ていたのでした。
よほど一言いいたかったのでしょう。
私と接する時の〇〇さんは、確かに自分から話しかけるタイプではなく
どちらかというと人見知りさんのイメージでしたが、普通の学生さんです。
歯科助手経験もあり、臨床実習に送り出すのにあたり、別段心配していた学生ではありません。
いったい彼女の何がいけなかったのでしょうか?
臨床実習先で嫌われる学生あるあるとは?
もうそのままが先輩の言葉に出ていましたね。
まずは、「挨拶」です。
これは臨床実習に限らず、コミュミケーションの基本です。
人見知りとか全く関係ないです。最低限のマナーでこれなくしては始まりません。
本人はしているつもりかもしれませんが、相手に伝わっていなければしていることにはなりませんね。
勿論、されてからするのではなく、自分からしましょう!!
そして、次は「指示待ちをしてしまう」ですね。
これも、学ばせていただきに行っているのです。
何か一つの作業が終わり手が空いたら、実習指導の担当DHさんに
「何をしたらいいですか?」
「何かできることありますか?」
とすぐに聞きに行きましょう。
担当DHさんが忙しそうなら、他のスタッフに聞けばいいのです。
また、発言で嫌われることもありますよ。
実習生の嫌われる発言あるあるをまとめてみましょう。
①「うちではこうやっています」
まずは、歯科助手経験者のあるあるです。
先輩や先生に何かのやり方を違うと注意をされた場面で、言っちゃっていませんか?
どんなにDA経験が長くても、
どんなに自分が働いているところのやり方を崇拝していたとしても、
皆さんは実習生です。
実習先の歯科医院のやり方を学ばせていただきに行っているのです。
「学ばせていただいている」この気持ちがあれば、決して出てこない発言です。
残念なことに、この発言は歯科助手経験が長い方に多いです。
この発言を聞いたら、先輩は教えてくれるのが嫌になってしまいますよね?
②「参考になりました」
次は、何かの治療についてや指導について
「なぜ、そうするのか。なぜ、そうなるのか。」
のような解説、説明を丁寧にしていただいた後や、手技についてなどアドバイスをしていただいた後での発言です。
この場合の「参考になりました。」は、上から目線の発言であることに気が付きましたか?
教えてくださった方は「はっ!? 参考にしかならないのか?」とムッとするはずです。
適切なのは「勉強になりました。」ですね。
私が指導者ならば「ありがとうございました。」だけでもいいですが、両方を言えば完璧ですね。
③「そうなんですよ」
次は、指示されたことがうまくいかなくて、どうしたらうまくいくかを先輩や先生に相談や質問した場面で出てくる発言です。
先輩「それは、こうこうこうだからこうした方がいいよ。」
実習生「そうなんですよ。コレがこうなって、こうなってしまうのでうまくいかないんです。」
この場合の「そうなんですよ。」には、
「そんなことわかっています。言われなくてもわかっています。」のようなニュアンスがどうしても含まれて聞こえませんか?
以上3つは、統計データをとったわけではなく、もろほしが今までいろいろな卒業生と話していて、感じた「嫌われる発言」です。
冒頭の先輩の話にあったように、一度悪い印象を持たれてしまうと、まだ3か月の新人DHに実習レポートのことまで言われてしまうのです。
人間関係というのはそういうものです。
タイプ別の特徴~性格統計学でみてみると~
冒頭の二人の性格のタイプを見てみましょう。
実習生はロジカルタイプです。
それに対して先輩はピースタイプでした。
表情の変化やリアクションが小さいクールな印象の実習生に対し
筋の通らないことが嫌いで、皆が仲良くいたい先輩。
先輩もまだ新人なので、直接指示を出すことはないにしても、この実習生の職場の輪を乱す行動が気になるのでしょう。
さて、あと1週間で私が担任している学年は夏休みに入ります。
この実習生の臨床実習はまだ続くので、実習生には実習生としての態度を、先輩には性格統計学を使ったコミュミケーションのコツを伝える機会が持てたらいいなと思っています。
できたら、また報告しますね!!
実習生の皆さん、タブーを踏まないでくださいね!!
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