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【職場編】ベテランの退職のお話のその後。。。

2021/12/18

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伝え方マスターのTOMOMIです☆

前々回からの続きのお話です。

 

性格統計学で何が変わった?

地区責任者に現状を訴え後、直近でのフォロー対応や、来月以降のシフトへのフォローの提案など、直ぐに動いてくださったおかげで、少しずつ周りでフォローしようという動きがあり、何となく気持ちが落ち着いてきました。

 

ミーティングではっきりと伝える

地区責任者に訴えてから1週間後の所属部署のミーティング。

前日、ミーティングに同席する予定の同僚BさんからのLINEで、

「社員さんから、明日のミーティングでは時間が掛かっても良いので、言いたいことは全部言ってね、と言われたよ。」

との連絡が来ました。

 

ロジカルなので、当日言われなくて良かったと思うのと同時に、何を言いたいのかをちゃんとまとめようとノートに書き綴って(4Pも!)挑んだのでした。

 

当日は退職予定のAさん、Bさん、私で参加となりました。

いつも通り、業務の改善点の話やシフトの件などを話をしていきました。

で、あらかた業務関係の話をし終えたところで。

 

「他には大丈夫ですか?」

 

と。

私は手を軽く上げ、しっかりした口調で、

「すみません、ちょっといいですか?個人的な事を言うようで大変申し訳ありませんが…。」

 

1.これまでお疲れ様、ありがとうと言った労いや感謝の言葉がないこと

2.責任者に訴えたことがその当事者に直接そのまま言ってしまうので、責任者を通して悪口の言い合いになってしまっている

 

ということをきちんと改善してほしいと伝えました。

 

ついでに性格統計学も紹介しながら…

いっしょに出席したAさん、Bさん共にピースの方です。

先の「ベテランの退職に思う事…」の記事で述べた通り、声掛けがとても大事です。

 

私は、性格統計学の伝え方コンサルタントの資格を取ったことや、実際に稲場先生の著書を見せ、紀伊国屋での実績も紹介しました。

その上で、改めてAさん、Bさん共に気遣いや労いの言葉が大事であることを伝えたのです。

Aさん、Bさんだけではありません。

気に掛けているという意思表示は、下で働く者にとってはとても大事であり、モチベーション維持・アップにつながるということもお伝えしました。

 

変わってきた店舗責任者の対応

その後、店舗責任者がいきなり手伝いに来たり、出勤後すぐに声を掛けてくれるようになったりと、とても努力してくれているのが感じられるようになりました。

時には一緒に食事を摂ることも!!

 

私自身、手伝いに来てくれた時には異様にモチベーションが上がり、(さあ、もう少し頑張ろう!)と思え、間違っていなかったと確信しました。

やはり、同じ部署内の同僚や先輩などの声掛けなどでは得ることが出来ない、上の立場の人だからこそ出来ることなのです。

 

Aさんの決断

Aさんは、周りの人と一緒にというのがキーワードのピースタイプ。

たまたま次の仕事先は研修明けは1人で仕事をしなければいけないところでした。

なので、性格からすると一人で作業するところはあまりお勧めでは無い事と、1日でも残してもらえると嬉しい事を伝えました。

 

そしてしばらくすると、退職を辞めたと伝えてくれたのです。

 

もちろん、私がそういったからだけではありません。

恐らく地区責任者の方もAさんにきちんと向き合って話してくれましたし、他のスタッフも一生懸命残ってもらえるように声を掛け続けてくれたことが、Aさんが退職を辞める決断に至ったのだと思います。

 

退職の原因と対策の一つとして

今回は周りの声掛けと努力、そしてAさんがピースタイプだったこともあり、退職を防ぐことが出来たのだと思います。

 

やはり、コミュニケーションギャップによる退職は日常に起こっていて、それに対して性格統計学が有効であるということも実感しました。

 

私としては、管理職の方には性格統計学を知ってもらうことで、無駄な退職や、職場内のモヤモヤがかなり軽減されるので、本当に研修に取り入れて欲しいと願ってやまないのです。

 

 

 

 

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