伝え方でうまくいく!!人間関係がスッキリ解決!!

トップ > ブログ > 【職場編】泣き虫スタッフが鬼店長になった話①~シフト調整の基本~

【職場編】泣き虫スタッフが鬼店長になった話①~シフト調整の基本~

2021/08/11

カテゴリーブログ

伝え方マスターのTOMOMIです☆
まだまだ勉強中ではありますが、夢は職場改善コンサルタントです

以前あるコンビニチェーンの複数店のマネージャーとして勤務していた時の事です。

この時にはまだ性格統計学に出会っておらず、今考えてみても知っていたかった。

それでも、とっても些細なことでも刺さってしまう繊細な方だったUさんが、「鬼店長です」とスタッフに言われても笑えるようになったお話です。

自信を持てる(自己肯定感が上がる)ようになると人って変われるんです。

 

マネージャーから店長として再出発…

最初、当時のオーナーが2号店をオープンする際に1号店からはかなり離れていたため、私が運営に携わることになりました。

そこへ、3号店を見据えて責任者候補で入社してこられたのがUさんでした。

10年ほど前の事です。
ある時、Uさんが不幸の手紙を貰ったと不安そうな泣きそうな顔で言ってきたのですが、

「そんなの未だにする人が居るんだねーーーwって思ったら可笑しくて

私が大爆笑すると
「え?笑えることなんですか???」

と目を丸くしてとても驚いていたのです。
そして、言葉の矛盾を一つひとつ説明して受け止め方を伝えていくと、何てことなかったんだと思えるようになったらしく落ち着いてきました。

 

1号店の方に研修で行くも…

しばらくしてUさんは、研修という形で1号店への転勤となりました。
長年勤めている年配スタッフさんとも仲良く出来ているようでしたが、時々言葉の端が刺さりポロポロ泣きながら帰ることもありました。
その度に、私と直接会って話をし、何とか持ちこたえるというのを繰り返していました。

いよいよ3号店がオープン!マネージャーとして張り切るも…2号店に戻りたい

3号店は、店長が2号店の近くに居住して引っ越しできる状態ではなかったため、Uさんが近隣に引っ越し、何かあってもすぐにフォローできるようにすることになりました。

初めは元気に勤務していましたが、次第に元気が無くなり、ついには泣きながら辞めたいと言い出したのです。

 

またいつもの通り話を聞くと…

・アパートが静かすぎて寂しく、気分が落ち込んでくる

・ある程度賑やかな町が好き

・2号店が好きで、そこで働きたい

・2号店のある町が好き

・私(TOMOMI)を店長にしてもらって、その下のマネージャーとして働きたい

以上がUさんの希望でした。

 

オーナーは、Uさんを2号店への異動を決定しました。

但し、Uさん本人が店長になることを条件として。

 

もちろん本人はそれを聞いてびっくりです。

でも2号店へ戻れるならと承知しました。

 

2号店に店長として~シフト調整~

コンビニのシフト調整もとても大変です。

何せ慢性の人不足、店長・マネージャーもあまり休みもなく出ずっぱり…パートさん・アルバイトさんのお休み希望はほぼ受け入れ…、休みが重なるとどうにもならなくなり、自分たちが大変になってしまいます。

なので、どう話したら入ってもらえるだろうかと、とても苦心します。

 

店長としてシフトの管理、そしてスタッフの教育の仕方など、Uさんは今まで携わったことがなかったため、これらを徐々に教えていくことなりました。

性格統計学をまだ知らなかった私は、以前の職場の電話応対の仕方で学んだ事、《お待たせするときはきちんと理由を伝えること》を念頭に置いて、何をお願いするでも理由を意識してシフト調整やスタッフ教育をしていたので、それを伝えていくことにしました。

 

例えばシフトの変更には、

「Kさんが~で、この日来られなくなっちゃったんだけど…。私もそこは朝から勤務だから、ちょっと入るのが難しいの。だから申し訳ないけれど、代わりにここ休んでもらえると思うので、代えてもらうことできないかな?」

というような言い方を教え、実際にお願いするときに私も近くにいてフォローするようにし、話し終わったら、Uさんにちゃんと言えたことを褒めました。

初めはスタッフにお願いしている途中でちらちら私の方を見ながらでした。

ちゃんと話せているか不安が強かったからです。

 

私が立ち会わないでシフト調整をした時も、どのように話をしたのかを報告してもらい、良かった点を褒め、もう一言言っておいて欲しかったことがあったり、確認したいことなどがあった場合にはアドバイスするようにしました。

 

・休むスタッフの休む理由を可能な限り伝える

 (プライベートな事なのであくまでも可能な範囲で、理由を伝えて良いかの確認も取る)

・出来れば一人に聞くのではなく複数聞くこと、もしくは、お願いをする理由を伝える

 (いつも自分だけお願いされる、いいように使われているだけと思われないように)

・代替えでお休みを希望しない人もいるが、基本は代替えの休みも検討する

・代わることを了承してくれた時と、実際にそのシフトへ入ってくれた時(会えない時はそのシフトの勤務後に初めて顔を合わせる時)に必ずお礼を言う

 

以上のポイントを、守って話をするようにしたところ、次第に上手にシフト調整が出来るようになってきました。

だんだん自信が付いたように思いました。

 

性格統計学を知っていたならば…

幸いにもUさんは私と同じロジカルタイプの慎重型(ケアフル)なので、私からの説明もよく入り、納得も出来たので、とてもうまくいったのだと思います。

また、もし違うタイプだったらもっと苦労していたのではないかと思います。

 

当時は性格統計学を知らなかったため、全てのタイプに響くような声掛けをするようにしていました。

今思えば、何をするにも理由を言うことでロジカルタイプにも納得してもらえたり、理由を聞きたいピースの人にも、そして少し演技かかったような言い方でビジョンの人にも入ったのだと思います。

ただ、対象のスタッフのタイプなんて知らず、全てのタイプに響く言葉をその場で並べ立てていたので、ビジョンタイプのスタッフには少々うっとうしく感じられていたかも知れませんね

 

知っていたならば、もっとピンポイントに声掛けが出来たと思いますし、響く言葉を選べるので、もっと楽にコミュニケーションが取れたのではないかと思います。

 

シフト作成される方へ

スタッフ側からの話を聞くと、どうもフォローの声掛けが無かったり、響く言葉では無かったりと、少しコミュニケーションギャップが生じているように思います。

これをそのままにしておくと、ちょっと危険かもしれませんよ。

性格統計学で一人ひとりに響く声掛けしてみませんか?

 

ちょっと長くなってしまいましたが、私なりのポイントを紹介しました

 

 

 

LINE始めました!

今はブログ更新をお知らせしています!

今後はセミナー情報などもお知らせしていく予定です。

よろしくお願いします

友だち追加